INTRODUCTION


早稲田大学マンドリン楽部の紹介

早稲田大学マンドリン楽部(WMG)は、1907年創設の早稲田音楽会を前身として1913年に創部された、 110年の伝統と歴史のある音楽部です。当楽部は多くのプロ演奏家を輩出しています。 長野勉さん、森山鎮雄さん、小原安正さん、池安延さんなどのギタリストに加え、 日本マンドリン界の指導の先駆者として知られる平山英三郎先生、赤城淳先生などもWMGのOBです。 その他、官庁、産業界、大学界でも多くのOBが活躍しております。

部員は比較的女子が多く、現在約70名になりました。 早大生だけでなく、お茶の水女子大学、東京都立大学、東京女子大学など、他大の部員も在籍しています。

春と冬に行われる定期演奏会や、夏に行われるサマーコンサートに向けて、日々練習しています。 さらに夏休みと冬休みには合宿も行ったり、OB・OGを交えた秋の部内演奏会など、他にもイベントが沢山!練習だけでなく、遊びにも一生懸命です!

幹事長あいさつ

みなさん、こんにちは。
早稲田大学マンドリン楽部は、マンドリン、マンドラ、マンドロンチェロ、コントラバス、クラシックギター、フルート、クラリネットなどの楽器によるオーケストラ団体です。

春と冬の年2回の定期演奏会、それに加え夏に行われるサマーコンサートに向けて活動をしています。

また当楽部は1913年に創られた伝統ある部であり、2023年8月12日には現役学生・卒業生合同の110周年記念定期演奏会を、2024年5月には第212回記念定期演奏会を行い、大盛況に終わりました。

私たちは演奏会に向けて日々練習を重ねています。ひとりひとりの部員がそれぞれ違った音を出しますが、その音がひとつの大きなものになる感動を皆様にお見せいたします。

是非一度我々の演奏会にお越しください。お待ちしております。

早稲田大学マンドリン楽部幹事長
基幹理工学部3年 清水優妃

楽部長あいさつ

 ある日のこと。退職を控えた藁谷友紀教授から、伝統ある早稲田大学マンドリン部の楽部長を引き継いでもらえないか、と打診された。今だから正直に言うと、早稲田大学に戻ってきたばかりで余裕もなく、お断りしようと思っていた。学生時代からいわゆる体育会系の私に務まるだろうか、という不安も大きかったからかもしれない。

 とはいえ、一度、伝統あるマンドリン楽部とやらの演奏を聞いてみようと、ウェブサイトをたどり演奏を視聴してみた。

 何とも言えない音色に、涙が出た。うつくしい、と思った。こういう感動を届けることができる楽部の伝統を継承する、その一端を担うことには意味があると思えた。

 ぜひ、多くの学生にマンドリン楽部に参加し、この感動を共に味わっていただきたい。

早稲田大学教育・総合科学学術院教授

早稲田大学マンドリン楽部長 鴨川 明子

指導者紹介


杉原直基(指揮者指導) 

昭和音楽大学卒業、同大学大学院修了。イタリアに渡り、国立ミラノ・ヴェルディ音楽院、ペスカーラ音楽アカデミーにて作曲と指揮を学ぶ。2005年、ミラノのサン・マルコ教会にてカルロ・コッチャ室内管弦楽団演奏会を指揮し、好評を博す。2006年、ミトロプーロス国際指揮者コンクールファイナリスト。指揮を星出豊、井上道義、M.カルディ、作曲をL.フェッレーロの各氏に師事。東京音楽大学指揮科講師、昭和音楽大学講師、日本オペラ振興会オペラ歌手育成部講師。


久松祥三(マンドリン属指導) 

成城大学文芸学部芸術学科卒業、聖グレゴリオの家附属宗教音 楽研究所教会音楽科修了。これまでにCD「18世紀マンドリンと オルガンの為のソナタ集」、「古典派のマンドリン作品集」を リリース(発売元サンパウロ)。またDuo Barberaとして、 「RITORNO~甦る18世紀マンドリンの響き」をリリース(発 売元レグルス)し、2020年12月朝日新聞社の「for your Collection」にて特選盤に選ばれた。現在カルチャーセンター講 師、栃木女子高校ギター・マンドリン部講師、フェリーチェマ ンドリンクラブ指揮者、アマデイマンドリンアンサンブル主宰。


小幡明日香(コントラバスパート指導) 

東京都台東区出身。東京音楽大学、同大学大学院修士課程修了。 桐朋オーケストラ・アカデミー修了。現在テアトロ・ジーリ オ・ショウワ・オーケストラ所属。桐朋学園大学嘱託演奏員。 第12回ARTE国際マンドリン コンクールB部門2位(最高位)受 賞。これまでに齋藤順、吉田秀、幣隆太朗、黒木岩寿各氏に師 事。現在各地プロオーケストラの賛助出演や後進指導に力を入 れている。また、マンドリンオーケストラでのコントラバス演 奏、指導で活躍をしている。猫派。C&V Orchesta Mandolino 副音楽監督、マンドリンアンサンブル*イリス音楽監督。 X@CbAsuka0104


大竹菜緒(フルートパート指導) 

埼玉県出身。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、同大学を卒業。第66回全日本学生音楽コンクール高校の部全国大会第1位、及び日本放送協会賞受賞。第18回びわ湖国際フルートコンクール ジュニア部門第3位。第18回フルートコンベンションコンクールソロ部門 入選。第19回同コンクール第2位。第35回日本打楽器コンクール入選。2019年DAC
若手演奏家リサイタルシリーズ ホップ・ステップ出演。現在、ソロ、室内楽、吹奏楽、オーケストラ等多方面で活動中。


安藤 友香理(クラリネットパート指導)

千葉県柏市出身。東京藝術大学音楽学部卒業、同大学院修了。修了時に大学院アカンサス音楽賞受賞。これまでにクラリネットを松元香、山本正治、三界秀実、伊藤圭、野田祐介、A.Beverariの各氏に師事。2016セイジ・オザワ 松本 フェスティバルにて、OMFオペラ「子どもと魔法」に参加。2019、2020年度日本演奏連盟・宗次エンジェル基金新進演奏家国内奨学金制度奨学生。第36回ヤマハ管楽器新人演奏会クラリネット部門出演。DAC若手演奏家リサイタルシリーズ”ホップステップ”出演。現在、神奈川フィルハーモニー管弦楽団クラリネット奏者。​